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ダンスの授業の修正点はどこ?②
前回に引き続き、
『ダンスの授業の修正点』の話です。
→ https://dancetext.dancingcity.net/failure133.html
特に、第1回目の授業の後。
というふうに書かせて頂いております。
修正点を見つける期間は、早ければ早いほどいい。
修正する時も、早ければ早いほど修正できる。
時間が遅くなれば、修正は効かなくなります。
今回の話は、
『今すぐできない事』をどう解決するか。
『今すぐできない事』ということなので、
①技術的なこと
②環境的なこと
③思考的なこと
等だと思います。おおまかにわけて。
by:Wolfgang Staudt
①技術的なことについて。
・『どういう技術』が必要と思うのか。
・その技術を取得するのに『どれぐらいの期間』かかるのか。
・『どうすれば』技術を習得できるのか。
・本当にその技術が『必要』なのか。
と、書き出してみましょう。
ここでじっくり考えないといけないのが、
『本当にその技術が必要なのか』
ということです。
ダンスが必修授業になり、
ほとんどの先生は『ダンス未経験』で、
『ダンスが出来ないと授業が出来ない』
という思考に陥ってしまっていると思います。
例えば: 先生自身あるステップが出来ない。
それが①技術的な悩みである。
では、先ほどの考え方に基づいてみましょう。
①そのステップを習得するのにどれぐらい時間がかかるのか。
『知りたいステップ』が、収録されたDVDを購入しますか?
『ダンススクール』に通って、直接教えてもらいますか?
DVDを購入した場合、詰め込んで視聴・練習すれば
『2日』で習得できるかと思います。
ダンススクールに通う場合は、うまく教えてもらえれば
『1日』で習得できるのではないかと思います。
この日数に『生徒に教る技術』を1日プラス。で考える必要がありますね。
ただし、ダンス系が苦手な先生の場合は、
『2倍の日にちがかかる可能性がありますね。
②本当にそのステップが出来ないと『授業ができないのか?』
『ステップ』=『ダンス』という公式が頭にある人は、
一度、この考え方を取り入れてみて下さい。
あるステップができないだけで、本当に授業が出来ないのでしょうか?
○なぜそのステップが必要なのか。
○そのステップでなくてはならないのか。
○代替案は、ないのか。
『ステップ』=『ダンス』という考えを捨てないと、
根本的に解決できないものがあります。
③『ステップができない自分が行なえる授業の方法』はないのか。
『今の自分』をきちんと把握して打開策を考える。
先生が踊れなくても『授業はできます』
じっくり自分と向き合うことで、方法が見つかる場合もあります。
ですが、正直時間がかかると思います。
第1回目の授業での修正点を、遅くとも第3回目には修正したい場合。
考える行為だけになってしまい修正できない。
では、方法はないのか??
『今の自分でできる授業法』を知ることで、短縮することが出来ます。
授業方法を 『知る前』と『知った後』 では、
大きな差ができることを覚えておいてください。
自分自身で考えることげできなければ、
『情報を手にする』ことも手段に入れるべきだと思いますよ!
他の項目は、次回に!