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今回の話は、

『今すぐできない事』の続きの項目。

前回は、①技術的なこと。

 

②環境的なこと。

・生徒に、ダンスが出来ない子が多い。

・生徒に、ダンス経験者が多い。

・体育館に、鏡が設置されていない。

・DVDなどの動画。を使うことが出来ない。

などなど。

 

大きく皆さんに当てはまるのが以上の項目でしょうか。

 

Ani Carrington

by:Ani Carrington

 

○生徒に『ダンスが出来ない子』が多い。

 

この状態で困ることといえば、

『指導したダンスが出来ない』という状態。

 

ダンスが出来ない ⇒ 授業が嫌になる。

と繋がりやすいものです。

 

ここで、じっくり考えて欲しいのが、

 

『生徒はどんなダンスができないのか』

『生徒はどんなダンスが出来るのか』

 

1回目の授業で、大体は把握できるのではないか。

と思います。

 

ダンスが出来ない子が多い = 先生の活躍の場が多い

と、捉えることもできると思います。

 

授業の進め方を『生徒を思って』考えればうまくいくと思います。

 

 

○生徒に『ダンス経験者』が多い。

 

先生が踊らなければならない授業では、

この状況では苦痛ではないでしょうか??

 

・自分よりも明らかにうまい生徒がたくさんいる...

・自分の教える事は、何が良いのだろうか...

・簡単なことばかりすると、

授業に集中してくれないのではないのだろうか...

と、考えてしまうでしょうか?

 

実は、この状況は

 『授業をうまく展開しやすい状況』

なんです。

 

 ダンス経験者が多いことは、すごい良い環境だと思います。

 

ですが、

良い環境にするには必要なポイントがあります。

 

『先生が踊らなければならない授業形態からの脱却』

これができなければ、先生の苦悩は続くと思います。

 

 

○体育館に『鏡が設置されていない』

 

一般的なダンススクールでは、鏡が前面に設置されています。

 

インストラクターが前に立って指導して、

受講生が鏡越しで動きを確認する。

という、レッスンの進め方だからです。

 

では、学校の授業ではどうでしょうか??

僕の意見では『鏡は必要ありません』

 

『鏡が必要のない授業』を行えば良いだけです。

 

鏡が必要と感じるのは、ダンススクールの授業形態だからです。

 

是非、本当に鏡が必要なのか考えてみて下さいね。

 

 

○『DVDなどの動画』を使うことが出来ない。

 

『ダンス』=『ステップ』という考え方でいると、

できない部分を『動画』に頼ろうとします。

 

ですが、それが使えない! 大変困ったもんです。

 

本当にDVDなどの動画を授業中に使う必要ありますか??

また、その授業方法は『本当に効果的な授業方法ですか?』

 

DVDが使えなくても困らない授業形態はあります。

 

どんなDVDを使おうとされたのですか??

DVDに頼りすぎた授業をしていると

『先生の成長』がなくなりますよ。

 

環境に困ることは、

今年だけではないと思います。

 

来年は、また違う環境になる。

再来年もまた、違う環境になる。

良くなるか悪くなるか。

 

先生の行動一つで変えられる部分は多数存在します。

 

今の環境をもう一度見つめなおして下さいね。

 

3番目の思考的なことの項目は、次回です。

 

 

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