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『ダンス』=『ステップ』 と思っていませんか?
『ダンス』に対する概念は、
ダンス経験者とダンス未経験者とは、大きく違います。
違うというよりも、知らないので仕方がないのですが...
この概念を持ち続けている間は、
『学校のダンスの授業』をどう展開するのか。
という答えは見つからないと思います。
以下の考え方は、ダンスをしたことがない方々に、
当てはまると思います。
『ダンス』 = 『ステップ』
by:mark sebastian
この公式が昔からあります。
昔々は、ディスコステップが有名ですかね。
『ダンスを踊れる』 = 『色々なステップができる』
という考え方につながっています。
だから、『現代的リズムダンス』が必修化になったとき、
先生方は、『ダンスステップ』を必死で探したのではないでしょうか?
僕のテキスト販売ページにも、
アクセス解析を入れていますが、
『ダンス ステップ』 という検索フレーズがよく見られます。
ここで、よく考えてくださいね。
・ダンスの授業中、ずっとステップし続けますか??
・ずっと先生が見本で踊って、生徒にステップを練習させますか??
・1回の授業で、何種類のステップを練習しますか??
・1種類のステップを、何分間練習するつもりですか??
・ステップは何種類必要ですか??
・先生はステップ習得のため、何をしますか??
たしかに、
ダンスを行う上で、ダンスステップをすることは、
「ダンスしてるやん!」という気持ちにつながります。
でも、
『現代的リズムダンスにカリキュラムがありますか?』
『授業中にしなくてはいけないステップがありますか?』
『授業内容は、担当教員の方次第ですよね??』
『ダンス』 = 『ステップ』という公式が、
現場の先生方を苦しめます。悩ませます。
(くだらないことですが、ダンスステップと聞いたら、
なぜほとんどの方は、ボックスステップをしたがるのでしょう?
正直、ボックスをカッコよく踊るのは違う技術がいるのに...)
じゃあ、『ダンス』 = 『?』 やねん!
となると思います。
『ダンス』 = 『リズムに合わせて動く』
???
何それ?
となりましたか?
ダンスを側面しか見ていないから、
『ダンス』 = 『ステップ』 になってしまいます。
ダンスの本質は、
『ダンス』 = 『リズムに合わせて動く』
今現在、授業構成で悩んでいる先生へ、
『ダンス』 = 『ステップ』 という考え方を一度捨てましょう。
そして、
『ダンス』 = 『リズムに合わせて動く』 という
考え方をインストールしてみてください。
それだけでも、何か変化はありませんか??
僕の現代的リズムダンスの必修化授業対策テキスト&DVD には、
ダンスステップは出てきません。
ダンスの本質に焦点を当て、授業展開しています。
本質から広げていくことで、
いくらでもダンスの授業は広がる予感!