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ダンスの授業のために、『夏休みに行う準備』とは?①
『夏休み』ということは、
通常の授業はお休みになりますね。
クラブ活動は、夏休み中もあると思いますが、
授業がある日と比べると、
先生の負担も激減するのではないでしょうか??
ということは、ダンスの授業に対して
・考える時間
・行動できる時間
・作り上げる時間
が、確保できる。
ほとんどの方が、
2学期以降にダンスの授業を行う予定でしょう。
つまり、『夏休みが勝負!』なんです。
では、『夏休みをいかに過ごせばいいのか』に、
焦点をあててお話ししていこうと思います。
by:rkramer62
夏休みの中で先生自身が、
『どれぐらいダンスの授業のために時間を使えるのか』
まずは、これを算出してください。
・何日?何時間??
・どの日が一日休み??
・何日かけて授業構成を作る??
・どれだけ時間があればできあがる??
が大体わかるのではないでしょうか。
限られた時間の中、有意義に時間を使う。
○『考える時間』を作る。
どんなことにも、『計画』は必要です。
ここでいう『考える時間』は、
先生自身が、
『ダンスの授業に何が必要なのか』
を導き出す思考の時間。
1.ダンスの授業で『したいこと』
先生の『理想の授業像』を考えましょう。
ここでは、何の制約もルールもありません。
先生の思考の中なので、『何でもアリ』
『理想の授業』とは、どんなものですか?
・先生が踊りまくって生徒に感激してもらいたいですか?
・先生は踊らず生徒に踊ってもらいたいですか??
・生徒同士が協力し合っていますか??
・先生が毎回の授業スケジュールを考えていますか?
・振付は先生が作って、生徒を驚かせたいですか??
・生徒が楽しそうに授業に取り組んでいますか??
・DVDを使いたい。
・外部講師に任せたい。
などなど。
どんな授業展開が『先生の望む形』なのでしょうか?
2.ダンスの授業で『したくないこと』
『理想の授業像』を先ほど考えました。
次は、先生が『したくないこと』を考えましょう。
『したくないこと』を考えるのは、抵抗があると思いますが、
『本当に望む授業の形』を見つけるために必要なのです。
・先生自身は踊りたくない??
・毎回の授業を考えたくない??
・振付けは作りたくない??
・自分が見本になりたくない??
・生徒の乗り切らない表情は見たくない??
などなど。
ここでも、何の制約もルールもありません。
とりあえず思いのたけをぶつけましょう。
3.『したいこと』を掘り下げる。
これで二つの答えが出ましたね。
『したいこと』と『したくないこと』
まず『したいこと』であげた事柄を見ましょう。
その事柄一つ一つに、
【どうすればそれができるようになるか?】
の回答を自分なりに導き出しましょう。
例:『先生は踊らず生徒に踊ってもらいたい』
⇒先生が踊らなくてもいい授業を考える。
などなど。
答えは複数でも構いません。やってみましょう!
4.『したくないこと』を掘り下げる。
次は、『したくないこと』
出した事柄を見て、
【どうすればそれをしなくてもいいようになるのか?】
の回答を出してみましょう。
例:『自分が見本になりたくない』
⇒DVDを使う。生徒に見本になってもらう。
などなど。
答えを出してみましょう。
5.掘り下げた答えを比べる。
【どうすればそれができるようになるか?】
【どうすればそれをしなくてもいいようになるのか?】
の答えが出ました。
その答えを、今の自分に当てはめてみましょう。
『今の自分の状況・状態でそれは可能でしょうか?』
【可能】であれば問題ありませんね。
【不可能】であれば、
『自分がどういう状況・状態になればできるのか?』
を考えて、答えを出してください。
この答えは、自分自身しか出せませんから、
じっくり考えましょう。
その出した答えが『救世主』になるでしょう。
○『考える時間』を作る。のステップはここまでです。
続きは、次回。