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ダンスの授業の『グループ練習』とは?③

今日は、【グループ練習】の第3弾。
前回の記事では、【ダンススクール型の授業】は
『個人練習型』というお話でした。
『個人練習型』=してはいけない。
ではありませんので、
誤解されないようにして下さいね。
『個人練習型』も良いところはたくさんあります。
では、ダンスの授業で
グループ練習を予定しているときに、
まず悩むこととは何でしょうか??
『グループをどうやって作るのか』
○グループ作りとは。
ダンスだけでなく他の授業でも、
『何のためにグループを作るのでしょうか?』
・グループにした方が、授業をしやすいから??
・グループにした方が、生徒を見やすいから??
・グループにした方が、先生が楽できるから??
もし、あなた自身の考えが上記の答えが一番であれば、
もう一度、考え直してみましょう。
グループの『役割』を見ればよくわかります。
by:t3rmin4t0r
『サポート体制』
なんのこと??
と、なるかもしれませんが、
授業だけでなく、会社内でも、同じことですね。
・仲のいい子が集まった、グループ
・できる子だけが集まった、グループ
では、意味がない。
『サポート体制』が一番の理由です。
では、このグループでいうところの
『サポート体制』 とはなんでしょうか??
簡単に言ってしまうと、
『お互いを補う合う体制』
・グループ内に、ダンスができる子がいれば、
ダンスが出来ない子もいる。
ダンスできる子が、できない子をサポートする。
・そのダンスができない子は、構成を考えるのがうまい。
ダンスができる子は、構成を考えるのが下手。
構成は、できる子が考える。
というようなことですよね。
『ダンスができる子』=『すべてできる』とは限りません。
『ダンスが出来ない子』=『何もできない』とも限りません。
お互いがお互いをサポートし合う。
一つの物事を『一人だけでなく協力で成し遂げる』
そのために『お互いを補い合う』
それが
『グループを作る本当の理由ではないでしょうか?』
これは、ダンスの授業だけでなく、
いろいろな事に、当てはまるのではないでしょうか。
独りよがりにならないために、
周りの助けを借りれるような人間に。
協力しあえる喜びも感じられます。
何より、グループ全員で物事を成し遂げる。
これらのことを頭に入れて考えると、
『どんなグループ構成がいいのか』
が出来てくるんじゃないでしょうか?
人と人が繋がりあうことで、
思ってもみない化学反応がおこることもあります。
そのきっかけが『グループ作り』なんですね。