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『ダンススクール型の授業』の注意報?①
今現在、先生方が求めている授業の形
『ダンススクール型の授業』
ではないでしょうか?
先生が、生徒の前に立ち、
ダンスを教えて、ステップを教えて、振付けを教えて。
という具合に。
この授業形態を取って続けた場合どうなるのか?
1.先生自身の授業の準備が大変になる。
ダンスだけでなく、他の授業でも準備は事前に必要ですね。
準備を怠ると、授業が速やかに進まなくなってしまいます。
では、
ダンススクール型の授業をするには何が必要か?
【ダンスのネタ】
なぜ? ダンスのネタが必要になるのか。
ダンススクール型の授業を考えている人は、
『ダンス』=『ステップ』
の公式が成り立っているから。
『ダンスを教える』=『ステップを教える』
こうなると、先生の負担が大きくなります。
例:1回目の授業で【Aのステップ】を教えた。
⇒ ほぼ全員ができるようになった。
次の授業までに、先生自身が【ステップを仕入れた】
授業で使う【Bのステップ】の練習。
【Bのステップ】を教えることができる状態を作る。
2回目の授業で【Bのステップ】を教えた。
⇒ ほぼ全員ができるようになった。
次の授業までに~...。
という繰り返しになってしまいます。
毎回毎回、先生はこれをすることができますか??
by:Abulic Monkey
【ダンスインストラクターは、なぜできるのか】
○ダンス業界に少しでも身を置いているのなら、
⇒ ネタを簡単に仕入れることが出来る、環境にいるから。
○本格的なインストラクターじゃない方でも、
⇒ ネタの引き出しがたくさんある。
○何度も繰り返してきているので、
⇒ 自分なりの法則を持っている。
などなど。
ダンスが好きな先生・ネタをすでに持っている先生であれば、
【ダンススクール型の授業】は可能だと思います。
『ダンス』=『振付け』
この公式も先生を悩ませるものの一つ。
『ステップ』は、簡単に仕入れることが出来ます。
『ステップ』は、短い動きなのでコツをつかみやすい。
『ステップ』は、動きを人に伝えやすい。
では、『振付け』はどうでしょう??
『振付け』は、オリジナルを考えなければならない。
『振付け』は、ある程度の長さが必要でポイントをつかみづらい。
『振付け』は、色々な動きが組み合わされている。
しかも、
『ステップ』=『動画を見て、マネしやすい』
『振付け』 =『動画を見ても、マネできない』
『振付け』は、動画では受け取れる許容範囲を超えてしまいます。
つまり最終的にどうなるのか??
【先生自身が振付けを考えなければいけない】
ゼロから、振付けを作ることは本当に大変です。
それも、毎回。授業のたびに。
常に新しいものを準備しないといけません。
ダンスの授業は、約8~10コマ。
それでも、
【ダンススクール型の授業】をされますか?
他の項目もありますが、次回の記事で。